研究者・大学
河西 美代子
(教授)
日本医療科学大学 保健医療学部 臨床検査学科
プロフィール
臨床検査技師免許を取得後、大学医学部で実験助手として勤務し、基礎医学に関する研究や教育補助業務に従事していました。その後、臨床検査技師の育成に強い関心を持ち、臨床検査技師養成校に転職しました。専門分野の生理機能検査学は、心電図検査や脳波検査、呼吸機能検査、超音波検査など、患者さんの身体を直接調べる検査について学ぶ学問です。知識や技術のみならず、患者さんに対しての安全性の確保や接遇も修得できる講義・実習指導を行っています。
研究内容
亜鉛は、生体の正常な機能を維持する上で必須の微量元素であり、体内の多くの酵素の活性化に関与しています。そのため、亜鉛欠乏では、成長の遅延、免疫機能の低下、味覚や嗅覚の異常、皮膚障害など多様な障害が生じることが知られています。近年は食生活の変化などから、亜鉛摂取量は推奨量を下回っており、亜鉛欠乏のリスクは増加しています。亜鉛欠乏症に対する亜鉛補充療法も実施されていますが、亜鉛過剰摂取にも注意が必要です。実験的に亜鉛過剰摂取が腎血流量の低下や血圧の上昇を引き起こすことを確認しています。
経歴
2003年 東京文化医学技術専門学校 専任講師
2008年 新渡戸文化短期大学 講師
2016年 つくば国際大学 医療保健学部 臨床検査学科 教授
2021年 日本医療科学大学 保健医療学部 臨床検査学科 教授
主な実績
論文:
Miyoko Kasai (2012)「Excessive zinc intake increases systemic blood pressure and reduces renal blood flow via kidney angiotensin II in rats」『Biological Trace Element Research』Vol.150, pp.285-290.
書籍:
河西美代子(2018~;一部執筆)『臨床検査技師国家試験解説集 Complete+MT Vol.2 臨床生理学』(株)日本医歯薬研修協会
河西美代子(2024~;一部執筆)『クエスチョン・バンク臨床検査技師国家試験問題解説 』メディックメディア
社会貢献活動:
臨床検査技師国家試験問題検討会 検討委員
日本臨床検査同学院 緊急臨床検査士資格認定試験 試験委員
