研究者・大学

大矢 哲也
おおや てつや

(准教授)

日本医療科学大学 保健医療学部 臨床工学科

プロフィール

大学4年生のときに所属していた研究室に他大学からWebページの依頼がありました.依頼者がALS患者さんで意思伝達が難しく,互いにやり取りが上手く進まなく苦労した記憶があります.工学的になにか支援ができないか,と考えそれ以降は重度肢体不自由者における意思伝達支援に関する研究を進めています.

研究内容

重度肢体不自由者,特にALS患者を対象とした意思伝達を支援する研究をしています.ALSは運動神経が次第に麻痺をする進行性の疾患です.症状の進行ととも運動神経が麻痺し,呼吸をするための筋も衰えが生じ,人工呼吸器を取り付ける必要があります.そのため,意思伝達の手段の確保が非常に困難となります.意思伝達は社会生活において重要な要素です.本研究は,重度の肢体不自由者であっても眼球運動は比較的機能低下は少なく,眼球運動を用いた意思伝達支援の研究を行っています.

経歴

2003年 北里⼤学 医療衛生学部 非常勤講師
2008年 豊田理化学研究所 奨励研究員
2009年 東京医薬専門学校 非常勤講師
2010年 東京都立産業技術高等専門学校 非常勤講師
2011年 東京電機大学 工学部 非常勤講師
2013年 日本医療科学大学 保健医療学部 臨床工学科 助教
2016年 日本医療科学大学 保健医療学部 臨床工学科 講師
2019年 日本医療科学大学 保健医療学部 臨床工学科 准教授

主な実績

論⽂:
大矢哲也, 小山裕徳, 川澄正史, 斎藤正男(2009)「重度肢体不自由者における眼電位を用いた意思伝達支援装置の開発」『豊田研究報告』62号、pp.253-259.
大矢哲也, 川澄正史 (2005)「眼電図によるALSコミュニケーションツールの入力動作の研究」『日本生体医工学会』43巻1号、pp.172-178. 他20件

受賞歴:
2003年 ライフサポート学会 奨励賞
2005年 TDUアイディア・コンテスト 奨励賞
2008年 東京電機大学 丹羽保次郎賞
2013年 ITヘルスケア学会 研究奨励賞
2015年 東京電機大学ME会 奨励賞

社会貢献活動:
東京都立特別支援学校外部専門員(支援機器アドバイザー)
電子情報通信学会 会誌編集委員
電気学会 論文委員会 論文幹事
日本生活支援工学会 選挙管理委員

前のページへ戻る