研究者・大学
江川 祐哉
(教授)
城西大学 薬学部 薬学科
プロフィール
高校のときに「いつか自分で薬を作りたい」という夢をもち、薬学部に進学しました。大学で学ぶうちに、薬学の世界が想像以上に広く、そして深いことを知り、有機化学・物理化学・分析化学など、さまざまな分野の研究に挑戦してきました。
その経験を積み重ねていくなかで、最近になってようやく「自分の作りたい薬」の研究が形になってきました。頭の中のアイデアが現実になっていく瞬間は、本当にわくわくします。
私は、学生には薬を“作る”研究者になることはもちろん、作られた薬を患者さんに“届ける最後のアンカー”になれる薬剤師にもなってほしいと思っています。そんな願いを込めながら、日々、講義や研究指導をしています。
出⾝都道府県:茨城県
【中学】古河市立古河第一中学校
【⾼校】埼⽟県⽴春日部⾼校
【⼤学】東北大学
【⼤学院】東北大学大学院
研究内容
糖尿病ではインスリンがうまく働かないため注射で補いますが、量やタイミングを誤ると、血糖値が下がりすぎて危険です。私たちはインスリンを一時的に“眠らせた”薬を作り、高血糖のときだけ目を覚まして働く仕組みを実現しました。血糖値が上がると「アラーム役」の酵素がスイッチとなり、眠ったインスリンを起こします。詳しくはプレスリリース参照(https://www.u-presscenter.jp/a...89.html)。
経歴
2022年―城西大学薬学部教授
2013―2022年 城西大学薬学部准教授
2008―2013年 城西大学薬学部助教
2006―2008年 東北大学大学院薬学研究科助教
2005―2006年 東北大学大学院薬学研究科助手
主な実績
論文:Chemical Science, 16, 2025, 16645-16658. DOI: https://doi.org/10.1039/d5sc02817e.
Fully dissolved glucose-responsive insulin delivery system based on a self-immolative insulin prodrug and glucose oxidase
書籍:基礎薬学Ⅰ. 物理化学(新スタンダード薬学シリーズ 第3巻)( 担当: 分担執筆)2024年04月
受賞歴:シクロデキストリン学会奨励賞(2015年)
社会貢献活動:薬学共用試験センター 試験統括委員 2024年07月 - 現在
シクロデキストリン学会 評議員 2016年09月 - 現在
