研究者・大学

古旗 賢二こばた けんじ

(教授)

城西大学 薬学部 薬科学科

プロフィール

中学、高校、大学とサッカーに打ち込んだ根っからの体育会系です。勉学面では、高校の時に化学と生物が面白いと感じ、当時はやり始めた「バイオテクノロジー」という言葉に惹かれて、大学では農学部農芸化学科(今でいうと生命科学科に近いでしょうか)に進学しました。大学でもサッカーを優先した生活でしたが、そこで培った体力や粘り強さが、後の研究活動に結びついています。指導している学生さん達には、研究活動だけではなく、様々な興味に没頭することも大切だと言っています。

大阪府出身
【中学】大阪府立東我孫子中学校
【高校】大阪府立住吉高校
【大学】信州大学

研究内容

トウガラシの辛味成分はカプサイシンですが、非常に強い刺激があります。刺激の強い物にはそれなりの薬効があり、カプサイシンもその一つです。私たちは、トウガラシ植物がどうやってカプサイシンを作り出しているかを解明しようとしています。実は、カプサイシンと同様の薬効があるのに辛味が少ない成分もトウガラシから見つかっています。トウガラシの遺伝子やタンパク質を詳細に調べることで、これら成分の成り立ちが解るのです。この研究成果により、より薬効の高いトウガラシの開発を目指しています。

経歴

1995年ー2006年 静岡県立大学食品栄養科学部 助手
2007年ー2014年 城西大学薬学部薬科学科 准教授
2015年ー現在 城西大学薬学部薬科学科 教授

主な実績

論文:
Ryota Nakaniwa, Yuki Misawa, Saika Nakasato, Kaori Sano, Yoshiyuki Tanaka, Sachie Nakatani, and Kenji Kobata. Biochemical aspects of putative aminotransferase responsible for converting vanillin to vanillylamine in the capsaicinoid biosynthesis pathway in Capsicum plants. Journal of Agricultural and Food Chemistry, 72 (1), 559-565, 2024.
書籍:
田中義行,佐野香織,古旗賢二 共著,トウガラシの辛味成分カプサイシン類と低辛味類似物質の生合成および生物生産,「酵素応用の技術と市場2025」,井上國世 監修,pp. 3-14,シーエムシー出版,2025年.
古旗賢二 他 共著,スパイスなんでも小辞典(ブルーバックス),日本香辛料研究会 編,講談社,2011年.
古旗賢二,渡辺達夫 共著,トウガラシ辛味成分の化学,研究レベルでの抽出・分離・定量,「改訂増補 トウガラシ –辛味の科学-」岩井和夫,渡辺達夫 編,pp. 31-49,幸書房,2008年.

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