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【埼玉工業大学】「環境物質化学研究室」×「経営企画研究室」による深谷ねぎ残渣問題解決への社会実装 ・世界初「深谷ねぎリバーシ」を発表!

 本学工学部 生命環境化学科 環境物質化学研究室 (本郷照久教授・クリーンエネルギー技術開発センター長)と、人間社会学部 情報社会学科 経営企画 研究室(本吉裕之教授・地域連携センター長)が協力開発した、「深谷ねぎ」の残渣(ざんさ)問題の解決を目的とした新商品「深谷ねぎリバーシ」を発表いたしました。

<商品概要>

 埼玉県深谷市を代表する野菜「深谷ねぎ」は出荷時に長さを規格に合わせるため、先端の葉が切り落とされ、作物残渣となる部分は、概算年間約6,300tと推測されます。その大部分が畑への破棄処分となり、腐敗すると悪臭が発生し、農家の悩みの種となっています。

 本学では、出荷時に破棄されているネギの葉を資源化し、生成したバイオプラスチック材料を成形加工する技術を開発し、その技術を活用した「深谷ねぎリバーシ」を企画・製造。来年度からの「深谷市ふるさと納税返礼品」としての販売を目指しております。

■埼玉工業大学 環境物質化学研究室(本郷照久 教授)

 捨てられてきたものに新たな価値を与える研究に取り組んでいます。物質化学の力で、農業や産業の廃棄物を「資源」へと転換し、環境にやさしい材料や技術として生まれ変わらせています。ごみとして処分するのではなく、未利用資源として活用することで、循環型社会の実現を目指しています。

 ※研究室オリジナルHP

 ※クリーンエネルギー技術開発センターHP

■埼玉工業大学 経営企画研究室(本吉裕之 教授)

 「時間軸」視点による経営戦略・目的展開による新商品開発/新規ビジネス発想・地域経済の発展プロセス研究に取り組んでいます。現在、深谷商店街連合会をはじめ、福島県只見町、埼玉県美里町などと連携し、利益創出・地域創生の自走化を展開しています。

 ※研究室オリジナルHP

 ※地域連携センター

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